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zoom RSS 講演のご報告〜こんなときだからこそ本を読みましょう

<<   作成日時 : 2011/03/18 07:36   >>

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講演のご報告〜こんなときだからこそ本を読みましょう

先週土曜日、大東市アクロスで宮本輝文学についての講演をやらせていただきました。
おかげさまで満席に近い大勢の方々がご来場くださいました。
実は、当日は東北関東大震災の翌日でしたので、開催するか迷ったのです。
しかし、会場の大阪・大東市のご判断で、予定通りやらせていただくことができました。アクロスのスタッフの皆様には、大変お世話になり、心から感謝しております。
受講者の方の中にも、震災翌日ということで、安否の不明なご親族や知人の消息を気にしておられた方が何人もおられました。
僭越ながら、講師の私も、開演前に、お亡くなりの方々のご冥福を祈って、1分間の黙祷をさせていただきました。
講演自体は、宮本輝の熱心な読者の方々が集まっておられたこともあり、とても盛り上がって、笑いの絶えない和やかな集いとなりました。
元々の趣旨は、会場の大東市・住道ゆかりの作品である小説『春の夢』を中心に、土地と文学を語るということでした。しかし、震災のことを一緒に考えようと思い、阪神淡路大震災の被災者でもあった宮本輝の作品について、最初に少し語ることにしました。
作家ご本人は、エッセイ『生きものたちの部屋』でくわしく書いているように、伊丹市の自宅が壊れて、避難生活を送りながら、『人間の幸福』という新聞連載の最終回を書いています。そのあとの数作の長編で、震災のことを真正面からテーマにして、震災体験とどう向き合っていくか、ということを描いています。
いうまでもなく、宮本輝は、大阪の生んだビッグネーム作家です。一昨年には、小説「骸骨ビルの庭」で第13回司馬遼太郎賞に選ばれています。
今まさに未曾有の震災被害に苦しむ多くの方々の安否を祈りながら、こういうときだからこそ、「人間の幸福」について書き続けている宮本輝の小説を読んでみませんか?

(講演の記録)
文学講座【宮本輝と大阪の文学〜『春の夢』の舞台・大東から】
http://www.daito-across.jp/kouza/pdf/11-02-05.pdf

内容:「1970年代の大東市が舞台となっている宮本輝の小説『春の夢』を中心に、宮本文学を初めて読む方にもわかりやすく読解します」
講師:作家・土居豊
日時:2011年3月12日(土)14時〜
会場:アクロス4階特別会議室
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